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第56話
よーし、今日もお昼に食堂行こうかな。
陽『三雲は用事あるらしいから、俺が同行するねぇ。』
語尾は伸びているのに、キリッとした顔をしている。
七瀬『ごめんね??忙しいのに騒がしい食堂にとか…。』
本当にあんな騒がしい所に着いててもらうのは申し訳ない。
陽『もう全然!それより半分騒がしいとか心の声だな笑』
痛いところを刺されて笑って誤魔化す。
七瀬『あ、アハハハ。』
そんな僕にクスクスと笑った。
陽(顔が無表情のままだし笑)
いよいよ食堂の前に着いて、深呼吸をする。
七瀬『さぁ入ろうか。』
ガチャッ
きゃーーーーーー♡
うぉーーーーー!!
とか。
相変わらずの歓声をシカトして。
七瀬『みなさん、こんにちわ♡』
僕が生徒会の人へ挨拶をすると、相変わらずにゴミのような目で見てくる新武さん。
その他にも…
スルーしてる榊さん。
おどおどしている夏波さん。
なにか考えている半田副会長。
興味なさ気な会長。
そして隠れて品定めするような目で僕を見てくる林道くん。
そんな顔には誰も気づかず。
新武『毎日とかまじきもいし…』
新武さんの言葉は敢えてシカトした。
七瀬『林道くんだよね?僕は親衛隊総隊長だよ。
生徒会の皆様と"お友達"なんでしょう?心からの。』
僕はニッコリと微笑んだ。
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