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第99話

チンピラ『…こいつイカれてるよな、早く終わらそうぜ。』 その言葉を合図に蹴ったり殴ったりが始まる。 肋の骨にヒビがはいってるかもしれない。 鳩尾にもはいった。 七瀬『ゔぁ…ッ…グッ…はぁっはぁっ』 男の子は目を逸らして、耳を塞いでいる。 10分や15分経過した時。 少年『…も、もういいよ!!十分!!帰ろ??』   耐えられなくなったのか、制止した。 チンピラ『あぁ、こいつ細過ぎだからこれ以上はヤベーな。』 七瀬『はぁっ…そん、なヤワじゃな、い…。』 首の下から全部、痣だらけだろう。 チンピラ『す、すげー…まだ意識あんのかよ…』 少年『…さ、さようなら。』 鍵を開けて出て行ってしまった。 七瀬『痛っ"…はぁ…少しゆっくりしたら動けるかな…』 動けそうもないので少し休むことにした。

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