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第80話 ナオォ……

「部活頑張って……とか言っちゃうんだぁ」 「え、あーあれは、普通に言うでしょ」 「へぇーーーーーーーー」 家に帰ってから直ぐに、後ろから抱きついてくる埜。 暑いのも気にせず密着してきて、一気に埜の使うデオドラントいい匂いに包まれ、クラクラしてしまう。 家に人が居ない前提だけど、キスを迫ってくる埜は強引で、いつも首筋に噛みついてきて、腰をぐりりと押し付けてくれば、戸惑いながらも妙にドキドキし期待してしまう自分がいた。 埜の部屋は蒸し暑くて、すぐにクーラーのスイッチを入れ、冷えるのも待たずにイケナイことをはじめてしまう。 学校で数時間だけ離れているだけなのに、会いたい気持ちがいっぱいで、沢山触って欲しい…… それは埜も同じみたいだけど、今日は特に執拗に触れてくるし、俺が思うより先に攻めてくるから翻弄されっぱなしだ。 「あ……ぁ……ン。な、なおぉ……ちょ」 「あーヤバ……中の乳首エッロ……」 制服のシャツの開けたところから覗く胸の突起は、指で攻めら舌で遊ばれて赤く膨れていて、そこを埜の尖った舌が這いまわりそのたびに身体がヒクつく。 はぁ……駄目ドキドキする…… スラックスの上から股間を触られてしまえば、喋っている余裕はなくなってしまい、どうしたらいいかわからなくなってしまう。カチャカチャとベルトが外され、下着ごとずり下ろされる。 「や……ぁ」 埜の仕事がない時は、二人で帰宅してすぐに埜の部屋で兄弟で気持ちよいことをしてしまうようになっていた。 親の居ぬ間に埜とするエッチなことはドキドキハラハラして恥ずかしいけれど、気持ちが良い。 それに埜が俺を求めてくれることにとても興奮してしまう。 特に今日みたいに美緒と遭遇した時は直ぐにエロに持っていてしまう気がする。 そしてそれに逆らえない俺。 「中はもっと自覚しろ。美緒なんかに興味持つなよ」 「も、持たないよ。あ……っ!あぁ……」 ヌルヌルとした指が密部に押し込まれ、クチクチと内部を攻めていく。使用するローションは前から埜が用意していたものだ。男とのやり方も調べていたということを聞いて驚いた……埜って見た目の割にはちゃんとしてる。 すんなりと受け入れたそこは昨日受けた刺激を覚えているのか、ヒクつき喜んでいるようだった。 ……昨日の夜もしたから、柔らかいのかも……

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