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第5話
六月の第三日曜日、地域活動のゴミ拾い運動から制服姿で帰ってきた生竜。
「ベタベタして気持ち悪ぃ」
不良息子…?の生竜を居候淫魔のツァイは笑顔で出迎えた。
「キル殿、お風呂入るアル? お背中流すアル!」
「きめぇコトすんな、クソジジィ扱いすんじゃねぇ」
ただでさえベタベタするというのにツァイに纏わりつかれて暑苦しさが増し、生竜は煙たげにムチムチ淫魔を追っ払う。
「このクソ淫魔、風呂覗くんじゃねぇぞ」
まるっきし女人専用であるはずの台詞を吐き捨てて風呂へ向かった。
覗かれるどころかガラガラガラガラガラッ!!
「大黒柱様より先に風呂入るたぁ、躾のなってねぇクソガキだな、ああ?」
髪を洗い終えたばかりの生竜は風呂場の戸をいきなり開いた父・龍彦に呆気にとられた。
帰宅したばかりのマル暴刑事は不良息子が夜な夜なこっそりアイロンをかけているワイシャツを腕捲り、ズボンを膝捲りして裸足で風呂場にズカズカ入ってきた。
「てめぇのために買ってきてやったぞ」
呆然としている生竜の目の前にずいっと掲げられたそれは。
ドラッグストアで購入したばかりの新品ローションだった……。
風呂イスに座った生竜は声も出せずにビーーンと仰け反り続けていた。
ぱかぁっっと左右に開かされた両足。
仮性包茎の童貞キュンが立派に脱皮してむっっくり勃起している。
すでに股間全体はローション塗れ、ぷりんぷりんな双球までぬるんっぬるんで。
「ひ…………ッ」
股間に差し込まれた龍彦の武骨な手。
右の太く頑丈な薬指と中指が第二間接まで穴のナカに強引に突き立てられている。
そしてアナルにも。
同じく太く頑丈な左中指がケツ穴をヌッブヌッブ行き来している。
「おらどうだ、二穴同時に指マンしてんぞ、クソ息子」
「うるっせッ、くそちんぽじじぃッ、あっ、っ、早ぁ……ッッ」
二穴同時に指ピストン。
熱く湿り渡る粘膜狭間を容赦なく抉じ開け、小刻みにナカを擦り上げられる。
まだ不慣れな穴と開発された尻穴を見事なシンクロ率で攻められて。
秘められたGスポットが熟練指捌きによって立て続けに刺激されて。
生竜は濡れたまっきんきん髪の下で母親譲りの眼光鋭い目からボロボロ涙を流した。
ローション纏う頑丈な指が時に怖いくらい奥に届いて。
前穴の深部とコリコリな前立腺を同時グリグリされると理性が吹っ飛ぶほどの快感に犯されて。
「イキたそうな顔してんじゃねぇか、この淫乱息子が」
「っ……グリグリらめっっ、射精しひゃぅっっ、射精しひゃぁっっ」
「チッ……どえろい体しやがって、てめぇの情けねぇちんぽから出んのはザーメンじゃねぇ、マン汁だ。どっちも生意気に締めてんじゃねぇコラ。とっととクリちんぽからマン汁噴きやがれ、エロ息子」
真後ろにヤンキー座りして高速指ピストン二穴攻めで畳みかけてきた龍彦に生竜は。
「でりゅっっっクリちんぽからマン汁でりゅっっっ」
二つの穴に貪欲に潜り込んだ龍彦の指をキュゥゥゥゥッと締めつけて絶頂した。
爪先まで突っ張らせてビンッビンに反り返った童貞キュンからビュクビュク射精した、それでも止まらない龍彦の指、強まった肉圧に逆らってオラオラ指ピストンの嵐。
おかげで勃ちっぱなしの生竜。
初っ端からアヘ顔連発で絶頂しまくった。
ローションでとろぬるになった前穴に蜜液が混じり、さらにビチョビチョに濡れていく。
「奥も入口も前よりぬるぬるしてんな」
「ひぐっぅ……しぬっ……しんじゃぅ……っ」
「あ? これから本番だっつぅのに弱音吐いてんじゃねぇ」
腕の中にすっぽり収まる不良息子にそう言い、龍彦は、準備万端なズル剥けカリ高巨根を取り出して……。
「ッチ。まだぜんっぜん狭ぇな、こりゃ」
「裂けっ裂けひゃっ、これ裂けりゅッッ」
「コラ、じっとしてろ、ローション足してやっから」
龍彦は生竜の前穴に極太ペニスを半分突き挿したところで結合部にローションをぶちまけた。
まだ呑み込まれていない竿が粘液を浴びてとろとろぬるぬるになる。
ねっとり滑りに乗じて露出していた肉棒も乱暴に捻じ込んでいく。
風呂床に這い蹲った生竜はぎゅーーーーっと目を閉じた。
お、俺の処女ぉ……やっとオヤジに……ッッ……!!?!
「ばッ……ゆ、ゆっくりッ、初めてなのにぃッ、いきなしッ、そんな激しッ」
「あーーー? 何言ってんのかわかんねぇよ」
処女喪失したばかりの前穴に鬼反りズル剥けカリ高巨根を遠慮なく抜き挿し、窮屈極まりない粘膜奥を激しく突き回してきた龍彦。
咽び泣く生竜の細腰を抱え込んでぐるぐる回す。
自分も大きく腰を捻り回して粘膜内摩擦を貪る。
「ひッッッ!?」
生竜の三白眼が涙を散らして見開かれた。
一段と太い親指が尻穴にぬぶぬぶ突っ込まれた。
親指で後穴をほぢられながら前穴を極太肉棒でズンズン掘られた。
「ふぎぃッッ」
「このッエロ息子ッどっちの穴でッ悦んでやがるッ」
「あ゛ッあ゛ッあ゛ッあ゛ッ……ッどっちもぉっ……おれのえろいからだっ……もっとぐちゃぐちゃにしてぇ、オヤジぃ……ッ……あ゛ッッッッ」
前穴をズンズン掘っていた極太肉棒が今度は後穴に移動した。
親指で拡げていたアナルにあっという間に捩じり入れ、屈強腰をパンパン叩き付けてきた。
龍彦は生竜の尻穴に種付けした。
腸壁でしごかせて最後の一滴まで濃密汁を搾り出し、即座に復活させると、再び前穴に戻って鬼ピストン開始。
不良息子の尻穴からは中出しされた白濁こってり汁がこぷこぷ溢れ、鬼反り極太肉棒がぶちゅんぶちゅん行き来する前穴からは蜜液が止め処なく滴って。
終わりのない絶頂快感地獄に生竜はありとあらゆるところから体液を垂れ流してアヘ狂った。
「しゅきしゅきっ、しゅきぃーーーー……っっおれぇっっ、オヤジのちんぽ奴隷なりゅぅっっ」
ふしだらな二穴を交互にハメられてアヘっている生竜に龍彦は893負けず劣らずな極悪顔を不意に歪ませた。
きつーーーーく締まる肉壁狭間にこれでもかと特大亀頭をゴリゴリゴリゴリ限界まで割り込ませ、ぐっっと尻を鷲掴みにし、むっちり睾丸を戦慄かせた。
「あ、あ、あ、またぁ……きて……っ……ぇ……?」
風呂床にへばりついていた生竜は快感地獄にへべれけになりながらも、その違和感に気が付いた。
こ……これって……え……? え……?
どくどくと龍彦の種汁が注ぎ込まれている先は前穴の方だった。
禁断中出しに呆然としている生竜から近親肉棒を引き抜き、仰向けにして大股開きさせてやれば、とぷり、とぷとぷ、前も後ろも近親種汁に満ち満ちていた。
「オ……オヤジぃ……」
「言っただろうが、孕ませてやるってよ」
龍彦の股間でしぶとく鬼反りしている図太いペニスにクラクラしていた生竜は不意に抱き起こされた。
ヒクヒクしている前穴に、ぬぶぶぶぶぶぶぶっ、対面座位で極太肉棒インサート。
膝上でガクガク仰け反る生竜の喉元から下顎にかけて、れろーーーーり、スケベ舌を這わせてから龍彦は不良息子を覗き込んだ。
「俺の嫁にしてやる、生竜」
唇をぶつけ合いながら、アナルに突き入れた太指をぬぶぬぶピストンさせて、前穴にゴリゴリ叩き付けていた極太肉棒で二度目の種付け。
「あううッおやじぃッあかひゃんッあかひゃんできひゃぁッ」
お次は背面騎乗、風呂床に相変わらず服を着たまま仰向けになった龍彦の真上でお股おっぴろげ、次の種付けに向けて前穴に絶倫ズル剥けカリ高巨根が出入りする。
「やらあッ……もれちゃッ……オヤジの精子ぃっ……こぼれちゃぁ……っ」
荒々しいハメハメによって結合部からプシプシ洩れる濃密種汁、二人の股間にねっとりとろとろ卑猥に飛び散っていく。
「またすぐ追加してやる、しっかり受精しろよ、生竜」
久し振りに父親に名前でちゃんと呼ばれて生竜はゾクゾクコクコク頷いた。
「受精すりゅッ……オヤジのあかひゃんつくりゅぅ……ッ」
背面騎乗位種付けが完了すれば勢いのままに背面駅弁。
生竜は空中で逃れようのない荒ぶる種付けピストンの餌食に。
そうかと思えば対面駅弁へ。
どれだけ幹部に義理堅い組員だろうと簡単に口を割らせる龍彦に凄まれるように見つめられて、生竜の二穴はどちらもキュンキュン、ざらつくブショーヒゲにゾクゾクが止まらず……まさかのうれしょん、プシャアアアアアッッ。
「ガチで漏らしたな、テメェ」
「ごめっなっひゃぁっっ」
「ハメられてうれしょんなんて、かわいいじゃねぇか、なぁ生竜」
「ぅッひゃっん」
龍彦に呼び捨てされる度に脳内イキする生竜。
うれしょんされた服を脱いで風呂場から和室へ……のつもりが、我慢できずに龍彦は廊下で生竜とハメ盛る。
壁に両手を突かせて立ちバック、濡れたまっきんきん髪を片手で掻き乱しながら耳たぶやうなじに噛みつき、放置していた童貞キュンをしごき立て、後ろからガチ突き、ガン掘り、こづくり本能まっしぐら。
「んおおおっこりぇっどっちのあにゃっどっちにちんぽっ突っ込まれっわかんにゃっ」
前も後ろも疼いて疼いて疼きっぱなしで、どちらを攻められているのかわからなくなってきた生竜。
「どっちの穴もヒイキしねぇで両方ぶっ壊してやるから安心しろ」
「ふおっふおおおおおっ」
「チッ……もう前後わかんねぇのか、そんなんで俺の嫁務まんのか、ああ?」
「おっおっお嫁ひゃんなりゅっお嫁ひゃんしたぃぃぃっっ」
「チッ……他の野郎に色目使ったら相手ぶっ殺してやる」
龍彦の寝床である一階の和室にやっと到着した二人。
「おわぁッしゅきぃッオヤジしゅきッしゅきしゅきだいしゅきッッ」
「明日は非番だ、寝かせねぇぞ、テメェも学校休め、夜通し丸一日かけて精子ブッ込み続けてやる」
「精ぇ子ぃッオヤジの精ぇ子ぜぇったぃ受精すりゅぅぅぅぅ」
朝までハメハメ盛りまくった二人。
「むにゃ……オヤジぃ……」
寝かせないと言っておきながら生竜にひと眠りさせていた龍彦の元へ含み笑いツァイがやってきた。
「お盛んアルね♪」
「何せこづくりだからな」
「わーお♪」
「ただな。男が出産できる病院なんてあんのか、ちょっとばっかし心配でな」
「心配には及ばないアル。ワタシ、産婆になってキル殿の出産お手伝いするアル♪」
「そいつは助かる、タダ飯暮らしのツケ払ってもらうとすっか」
「う……オヤジぃ……」
龍彦と、龍彦に頭を撫でられて猫のようにナ~ゴしていたツァイが二人揃って生竜を見下ろせば。
「……父の日……おめれ……と……」
寝言で父の日を祝った不良息子に龍彦は満更でもなさそうに「お前の処女有難く頂いたぜ、生竜」と、笑った。
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