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第112話

真木が早く帰りたいと言うからささっと帰る支度し学校の玄関で玲と落ち合った。 女装コンテストも終わり制服に着替えてしまったのはちょっと物足りないが真木が一刻も早く着替えたい様子だったから仕方ないしこの姿をあまり人に見せたくないと思った。 「ただいま。」 母は出掛けててまだ家には帰ってきていない。 夕飯前には帰ると言っていたからやるなら今しかないと、玲は急いで真木を自分の部屋へと連れ込みベッドへと寝かせる。 そして口付けを交わし真木のネクタイ、制服のボタンの順に外し始める。 「ちょ、兄ちゃ……」 「悪いけど、逃してやんね。 もうお兄ちゃんも限界。」 そう言いながら制服を脱がし、そも下には白く綺麗な真木の肌が露になって余計に興奮させる。 不安からか、潤んだ目で見つめられるのがたまらない。 そして玲も制服を脱いて上半身裸になると真木は目を丸くして赤らんだ顔を更に赤くさせぷいっと顔を背けた。 「なんでそっち向くの?」 「べ、別に…何も……ただ…」 「ただ?」 「……兄ちゃん……の…身体…え、えろいなって…おもって……」 ああもう駄目だ。 我慢出来なくなった玲は真木の首筋にそっとキスをする 「あっ……。」 感じているのか声が漏れている。 可愛い。 もっとその声が聞きたくて今度は胸へ唇を移動させ指でもそこを弄る。 「んあ…あっ……や…ぁ……。」 いい声……もっと真木が欲しい……。 玲は真木の全身を愛撫しながら時折ちゅっと胸や腹にキスマークを付けながら手を下へと移動させ真木の足を広げた。 「あっ……兄ちゃ……」 「大丈夫、気持ちよくしてやるから。」 するとその時、玄関のドアが開く音がした。 「「え!!」」

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