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第116話

進藤にキスをされ口の中に侵入してきた彼の舌が玲の口内を掻き回す。 「ん……ふっ………。」 慣れているのかキスは上手い。 しかし真木以外受け付けないこの身体はただ気持ち悪いだけで背けようとするも進藤に頬を掴まれ拒む事が出来ない。 息苦しくなり身体の力が抜け進藤が玲を支えるように腕を腰に回している。 ようやく口を離され腰の抜けた玲は床へへたりこみ荒れた息を整える。 「はぁ…はぁ………てめっ、何のつもりだ?」 「何のって……欲求不満なんだろ? どうせこんなところ誰も来やしないし。」 「ふざけんな!!誰がテメーとなんかヤるか!!」 真木以外に興味のないのにこんなクソ野郎とヤるなんぞ屈辱以外の何者でもない。 とは言えこの状況下で逃げられる気もしない。 すると進藤は玲に覆い被さるように詰め寄ってきて玲の制服のボタンをはずし始めた。 「おい!!止めろ!!」 彼を押し退けようとするもそれをものともしない彼はニッと薄気味悪い笑みを浮かべた。 「普段余裕ぶっこいて澄ました顔してるお前がこんな風に俺にされるがままでアンアン下で喘いでる姿想像すんのって興奮するな。」 「……ふざけんな!! だいたい俺は突っ込む側だ。」 「だから余計興奮すんだろ?」 「変態。」 「どうも。」 何を言っても無駄のようで言葉で何とかするのは諦めどうにか彼から逃れる方法を模索するもそんな暇も与えられぬままワイシャツの下へ手を滑り込ませてきた。 「おまっ……止めろ!! はっ……ふざけっ……ん…ぁ……」 「いいね~その顔。」 気持ち悪い 気持ち悪い 気持ち悪い 「おい、いい加減に__」 いい加減にしろ、そう言いかけたその時 ガラガラと扉が開かれ入ってきたその人物にこの世の終わりのような絶望を感じた。 「え………、 ………兄ちゃん?」

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