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第140話
あれから兄と何だかんだ上手くやっている。
ただ、未だ最後まで行為はしていない。
いや、途中まではしたのだ。
だが兄に初めて指を後ろに入れられたとき
違和感と指一本でもキツいのに玲のアソコのデカさを知っているからこそ恐怖を感じ思わず兄に蹴りを入れてしまいそれ以来何もない。
でも真木としてはそれでも構わないが玲はどうだろう?
このままズルズルと二学期も終わりに近づき、
同時にクリスマスが目の前にやってきていた。
クリスマス……実は真木の誕生日でもあるのだ
だからか、玲の機嫌がいいのは。
「真木!!お前は今日もマジで可愛いな。」
「…………」
そして24日、終業式を終え蓮条と二階堂が一日早い誕生会をしてくれると言うから3人でカラオケに行った。
「「ハッピーバースデー」」
「サンキュ二人とも!!」
「ほいコレ、俺らからの誕生日プレゼント」
二人が一緒に買ったプレゼントを渡してくれた。
「ありがと開けていい?」
「勿論!!」
プレゼントの袋を丁寧に開封すると箱が露になったのだが……
「…………え、マジで!!」
箱にはロ●ックスの文字が書かれており中には如何にも高そうな時計が入っていた。
「ちょ、これ高けぇんじゃねーの?」
「だって二階堂が勝手にブランドの店入ってくからさ。」
「え~でもこれは比較的安目の奴だよ?
てかお前だってノリノリだったじゃんかよ。
しかも金払ったの俺だし!!」
そうだった二階堂は金持ちのボンボンだった。
「何言ってんだよ、俺も払ったぜ?
1000円。」
「それ払った内にはいんの?」
「じゃあ俺は歌のプレゼントだ。
よっしゃ!!歌う!!」
「そんなプレゼントいらねぇよ!!」
そんな感じで楽しい誕生会を過ごした真木は家に帰ったのだが、
「…………なんでいんの?」
「あ、真木!!やっと帰ってきた。
もうめっちゃ待っとったんぜ~。」
何故か俺の家には聖がいた。
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