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第149話
少し時を遡り、
真木が一人風呂に入った所に聖が後を追うように風呂場へ向かって行くのを玲は目撃する。
嫌な予感がし様子を見に行くと案の定自分の着替えを持ってきており服を脱ぎ始めていた。
「おい、何入ろうとしてんだ変態。」
「あ、玲……一緒入る?」
「入るわけねぇだろ。
さっさとここから出ろ。」
玲が首根っこを掴み引き摺り出すと観念したのかぶつぶつ言いながら諦めて部屋へ戻っていった。
全く油断も隙もありゃしない。
真木が上がった後玲も風呂へ入る。
仄かに香る真木の匂い。
興奮する。
だが玲が風呂に入っている間聖が真木に何するか分かったものでは無いためさっさと済ませ、いつもより早く真木の元へ向かう。
すると真木の部屋から笑い声が聞こえた。
部屋へ入ると二人が楽しそうにベタベタしているではないか。
「おい、何してる?」
「玲、何って真木と遊んどうだけだけど?」
「……まぁいい、もう寝る時間だろ。
早く部屋戻れ。」
「へいへい、ほんと嫉妬深いな。
んじゃまた明日、おやすみ真木。」
「おやすみ……」
聖がこの部屋から出ていった事で静まり返り
真木は気まずそうに顔を玲の方に向ける。
そんな真木に玲は上から覆い被さる
「まーき、頼むから俺以外と引っ付かないで。
お兄ちゃん嫉妬するから。」
「ごめん……」
素直に謝り申し訳ないという顔に逆にいたたまれなくなりぎゅっと抱き締めた。
「いや、俺こそごめん……
好きすぎて束縛したくなる ごめん……」
「別に……」
「真木、誕生日おめでとう。
それとメリークリスマス。」
真木と深くキスを交わし
暫くして真木が体を起こし徐に玲のズボンに手をかけた。
「真木!?」
そして玲のソレを出すとそれを舐め始めた。
「!!…んっ……止めろ、真木……
そんなことしなくて…いい、から……」
「るせー俺だってフェラくらいする。
黙ってされとけよ。」
そう言って奥まで咥えこんだ。
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