150 / 194

第150話

「ん……はっ……まき……」 自分がどうされれば気持ちいいのか考え、 兄のソレを口に含みながら兄が自分にしてくれたようにやる。 俺ばかりしてもらってるんじゃ不公平だよなと フェラは初めてながら玲の甘い吐息と口の中でデカくなるソレに感じてくれてるんだと分かる。 顔を上げると顔を紅く染め眉を顰めて余裕のない表情をしていた。 「真木……その上目使い犯則だから…。」 「??」 言ってる意味がよく分からないが感じてくれてるんなら嬉しい。 「はっ……そろそろ、離せ、出る…から…」 玲は離せと言うが構わず奥まで咥え口を動かす。 「ま…き……ん……」 そして口の中にじわっと玲の精液が流れてきてそれを全て飲みほしたがやはり美味しいものではない。 「ゲホッ…まっずっ!!」 真木が口を離した直後、玲が押し倒し再び覆い被さってきた。 「に、兄ちゃん…?」 「全くお前は…… そう言うことされると自制利かなくなるんだけど?」 「だ、だって……俺ばっかしてもらうのってズルい…から……えと…………」 これ以上喋るのは恥ずかしくて言葉に詰まると玲が真木の服の下に手を入れてきて胸を弄り始めた。 そして舌でネットりと包んだと思ったら今度は甘噛してきて思わず声が漏れる。 「あっ……やめっ……んぁ…」 「いや?こんな感じてるのに?」 そう言って玲は下に手を伸ばした。 「ぁ……だ…め……あぁ……」 張りつめたそこを扱かれる。 「こらこら、そんな大きな声出したら聖に聞こえるだろ?」 そう言われても声を押さえるなんて無理だって知ってるくせに意地悪だ。 そして、快楽に抗えることもなく玲の手の中で達した。 「んん、あぁぁ……」

ともだちにシェアしよう!