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第182話

「ん……はぁ……退けっ…ふざけんな。 クソッ………」 「そんな大声出すなよ。 聞こえてもいいのか?」 「クッ………」 修学旅行初日の深夜、皆が寝静まった頃玲は何故か進藤に襲われると言う悪夢に魘されていた。 体を押さえつけられキスをされ首筋をぺろりと舐められる。 と言うかこいつとは別の部屋だったはず。 なんでここにいる? 「お前…何のつもりだよ? 俺に近づくなって言った筈だ‼」 「だからってそう簡単に諦める俺じゃないんだわ。」 まずいな……こいつに力で勝てるわけないし、第一こんなところ誰かに見られでもしたら…… 幸い皆熟睡中で誰かが起きる前にこいつを何とかしたいのだがこの状況一体どうする……? そんなことを考えてるうちに進藤の手は服の下と滑り込ませてきた。 「お…い、マジで止めろ!! キモいんだよ!!」 「そんなこと言うなよ。 大丈夫優しくするからさ。」 「嫌だ……」 「……全く、そう拒否されると余計組み敷きたくなるんだけど。 てかあんま大声だすとマジでバレるぜ?」 そう言って再び首筋にキスをする。 「…………っ」 気持ち悪い。 「はぁ………っ」 「もうその辺にしといてくれないかな?」 「「!?」」 いきなり進藤の声でもない第三者の声がして 横を向くとそこには篝が立っていた。 「恭也……」 「げっ、篝……」

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