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第191話
そして玲は暫く真木を抱きしめた後、真木のために買ってきたお土産を渡す。
「えっと、これとこれとあと、これとこれ。
それと木刀。」
「こ、こんなに………?」
「全部お前への土産だ。」
「全部!?あ、ありがとう……」
この土産は全て真木に買ってきたものだ。
最終日に両親への土産を忘れそうになって慌てて菓子を買った。
「ほら、お前が言ってた木刀ってこれだろ?」
「そうそうこれ!!
欲しいと思ってたんだよな~。
洞爺湖仙人‼凄えぇぇぇ‼
サンキュ兄ちゃん!!大好き!!」
そう言って木刀を振り回しはしゃぐ真木。
洞爺湖仙人の意味は分からないが可愛すぎる。
それに今大好きって言ったぞ!!
こんなので大好きと満面の笑みで言われるなら俺はなんだって買い与えてやるよ。
あ~駄目だ………
ずっと真木に触れてなかったから触りたい。
もっと……抱き締めるだけじゃ足りない……
身体の隅々まで触って舐めたい。
そしてとうとう我慢出来ずに真木を後ろから優しく抱き締めた。
「兄ちゃん……あっ………」
「真木……会いたかった。」
「ん………」
耳元で囁くとビクッと身体が反応した。
「可愛い真木……」
真木の服の下に手を滑らせ胸のそこを弄る。
「ん……はぁ……」
次第に立ってきて下も張りつめていた。
そのままベッドへと向かい真木の服を脱がせる。
真木の乳首を舐めて甘噛みしてキスマークをいたるところにつけて久しぶりの真木を存分に味わう。
「あ……ん……」
真木は甘い吐息を漏らし顔が真っ赤になっていて可愛すぎる。
「はっ……ねぇ兄ちゃん。」
「ん?」
「下…下、欲しい……
中、中に兄ちゃん…の…ほし……」
「……っ!!」
あまりに真木が煽るもので玲は思わず固まってしまったが、一旦真木の上から退いてローションを持ってきた。
それを自分の掌にたっぷり取り真木の後ろに塗っていく。
「本当に入れて大丈夫か?」
「うん。」
「無理だったらちゃんと言えよ?」
「分かったってば。
早く………」
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