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第192話

つぷりと差し込まれた玲の長い指は違和感しかない。 だが丁寧にゆっくり解してくれるため痛くはない。 そしてローションを足しながら指を二本に増やす 「ん………」 「大丈夫?痛くない?」 「うん…大丈夫」 そして2本の指をバラバラに動かして中を広げていく。 奥へ奥へ入っていく指は真木の前立腺を掠める。 「ああっ……そ…こ……ダメ……」 「ん?ここ?」 「ああっ……!!」 前立腺を見つけると玲は少し悪戯な顔してそこを重点的に攻め、更に張り詰めた前のソレも扱き始めた。 「あ……ダメ……それ……あっ…… イ…く……イく……あっ……」 強い刺激に簡単に白濁を腹の上に吐き出してしまった。 「はぁ…はぁ……ん……」 初めて味わう感覚にもう体はヘトヘトだ。 そんな真木にクスリと笑う玲は額にチュッとキスを落とす。 「大丈夫みたいだな。」 「うん……気持ち…よかった……」 「ふっ……そうか… けど、まだだ。 これからもっと気持ちよくさせてやるから。」 「ぁ……う…ん……」 耳元で低い声で囁かれゾクッと身体が震える。 玲は真木の後ろを十分に解し終え指を引き抜いた。 時間をかけて丁寧にやっていたせいか逆になんだか物足りなさを感じる。 そして再びローションを手に取りたっぷりと塗りたくっていく。 たったそれだけでも敏感になったそこは反応してしまう。 それから玲は自らのモノにゴムを嵌める。 「ん………」 「真木、入れていい?」 「ん……兄ちゃんの欲しい……」 「真木……好きだ……」 「俺も……ぁ……」 ついに二人が繋がる。

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