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光る君と呼ばれて 3
「嫌だっ!」
必死に抵抗する洋月の衣をすべて脱がして、その上に生まれたままの姿で横たわらせる。
細い手首を押さえつけ、躰の自由を奪っていく。
そうだ…
洋月の貞操を奪ってやる。
穢れなき姿を滅茶苦茶にしてやりたい。
月夜の更衣を奪った時のように、無理矢理にその細い太腿を掴み開かせ、一気に私の熱いものを押し込めた。
「あぁっーーーーーー」
慣らしてもいない孔に無理矢理押し付けると、悲しみを湛えた悲鳴を上げた。
眼からは涙が溢れ、口からはだらしなく涎が垂れている。
その眼は先ほどまでの清らかな瞳ではなく、暗く深く何も映さない死んだような色になっていた。そして、洋月の躰の下に惹かれた純白の衣に、赤い花弁が飛び散った。
「はうっ…」
続けて私が動く度に、短い悲鳴をあげ、唇をきゅっと噛みしめ痛みを堪えている。
繋がったまま律動を繰り返すと、もう抗う気力を失ったのか、力の抜けた躰が私の腕の中で上下した。
「洋月…私の可愛い人形だ、私のことを『牡丹』と呼ぶといい。お前は私の愛人だ。私が催促した時はいつでもすぐに参内し、私に抱かれるのだ。この先もずっと…永遠に…」
「いやです…そんなこと…」
「お前は私以外に頼るものはいないだろう?それに私は帝だ」
「そんな……何故…父上なのに…」
「分かったのなら返事をしないさい」
「…帝…」
「違う牡丹だ…」
「ぼ…た…ん?」
洋月の目尻から涙がはらはらと零れ落ちていく。
その穢れなき清らかな涙を舌で舐めとり、土気色になった頬を撫でてやる。
「可愛い私だけの洋月…お前のこの穢れなさに溺れそうだ。私がどんどんお前を汚してやるから」
再び律動を繰り返し、何度も己の精を洋月の中で放ってやる。
洋月のまだ幼いそこは受け止めきれなかったものも零しつつ…濡れて行った。
そして…
なんの予備知識もないまま犯された洋月の君は、放心状態で意識を飛ばし…
御簾の向こうの月も今は雲に隠れ、夜御殿は深く暗い闇に包まれていった。
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