僕のモノが熱を持ち、先が湿り始めるのが分かる。 　僕は恥ずかしさで、もじもじと足で隠そうと試みる。 　そんな努力を覆すように稔さんが、僕の下着を脱がすと足を立て広げる。 「は、恥ずかしいんでやめてください！」 　僕は涙目で訴える。 「玲くんは可愛いなぁ」 　うっとりとした目で僕を見ると、顔を下腹部に埋める。 「ああっ、いやぁっ」 　稔さんが僕のモノを口に咥え、優しく舌で攻め立てる。 「あっ、ああっ、はぁっん」 　稔さんが舌を這わせたり、先を吸ったりする度に、僕は腰が疼いてしまう。 　唾液が後ろの窄まりまで流れ落ち、僕は恥ずかしさで涙を溢す。 「うつ伏せになって、膝を立てて」 「い、いやです」 　僕は震える声で拒否する。 　それなのに、稔さんは僕の体をひっくり返し、お尻を掴むと窄まりに舌を這わせ始める。 「ひっ！ や、やめてください！」 　僕は思わず抗議の声をあげる。 　稔さんは構わず舌を這わせ続ける。ヌルヌルとした感触に僕は息を荒げて、ひたすら耐える。 　しばらくすると、稔さんの愛撫が止む。ホッとしたのも束の間、今度は指が潜り込んでくる。 「っーーん、はぁっ、あっ」 「だいぶん慣れてきたね」 　稔さんが僕の耳元で囁く。思わず、稔さんの指を締め付けてしまう。 　ゆっくりと指が弄るように動き始める。その度に、僕は腰が揺れて淫靡な声を上げる。 　指が増やされ、快感が増してしまう。 　全身がグズグズに溶かされ、立てた膝が小刻みに震える。 「はぁっ、はぁ、うっ、イっちゃう」 　僕がぎゅっと目を瞑ると、指が引き抜かれもどかしげに窄まりがヒクつく。 「はぁっ、はぁ、なんでっ‥‥‥」 「イっちゃダメだよ。布団汚しちゃうから」 　僕は荒い息を吐きながら、首だけ後ろに向けて抗議の目を向ける。 　稔さんはいやらしい目で僕を見つめ返す。 「じゃあ、僕の上に乗って。そしたら僕のお腹の上に出していいから」 　稔さんが自ら帯を解き、前を開ける。 　稔さんのモノもすでに立ち上がっていて、下着を押し上げていた。