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兄弟どっちも興奮旅行!?ローターだらけの浴衣びんびん共有H!-2
おかげで一番楽しみだった夕食をうわの空で過ごした星哉。
「星哉、刺身、食べないの? もらおっと」
「……」
「肉もらおっと」
「……」
「デザートもらお」
「智章、星哉の分がなくなっちゃうでしょ!」
両親の部屋で夕食をとっていた兄弟。
美味しい料理をたくさん食べて、のんびりして、自分たちの寝床となる隣の部屋へ戻ってみれば、もう布団が準備されていた。
「なんかえろい」
縞柄の浴衣に上衣を羽織る星哉はまっかになり、浴衣一枚の智章は笑って言う。
「でもまだ、あ、九時か。十二時まで待つ?」
「え」
「とーさんかーさん、十二時には寝るだろーから、さ」
ぽーっと布団前で突っ立っている星哉を余所に、智章は自分のバッグをごそごそ、そして。
「ほら、六コ」
「うううう、ほんとに六コある」
「コードレスなのが四コ」
「うううう」
「ほら、泣かない泣かない。星哉、ローター好きだろ?」
「好きじゃないもん」
「テープもあるよー」
「トモ、えろ過ぎ、うううう」
テレビをつけて布団に寝転がって零時まで時間を潰すことにした二人。
でも当然集中できなかった。
お布団にコロコロ転がるまっぴんくのローターに意識がいって、ムラムラ、ムラムラ、ムラムラムラムラ。
「あ」
這い寄ってきた智章に星哉は背中からぎゅっとされた。
天井の明かりはオフにされ、隅っこの間接照明が和な雰囲気を高める和室。
温泉で暖まって室温で落ち着いていたはずの肌に熱がまたぶり返す。
「早くローター使ってほしい?」
「や……やだ」
「早くココにいれてほしい?」
「っぇぇぇぇ……またソコいれるの?」
「いれる、二コ」
「ぇぇぇぇ」
「で、二コ、乳首」
「ぇぇぇぇ」
「残りの二コ、は、どこだと思う?」
「……どうせちんこでしょ」
「アタリ」
「……そんなのムリだってば」
「だいじょーぶ、星哉はデキるコだって、俺、信じてる」
「……ちんこさわんなぁ」
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