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兄弟どっちも興奮寝起き!?こっそり朝Hでびちょびちょ素股ぷれい!
雨の最中に開催された県高総体。
日曜日、星哉はクラスメートの友達といっしょにバスケットボール試合の会場である総合体育館まで応援に来ていた。
土曜日に第一、第二試合を突破した当校バスケ部は現在強豪とぶつかり中、僅差で負けていた。
「が、がんばれーっっ」
星哉は一生懸命声援を送る、周りがクラスメートである補欠部員の出場に盛り上がっているのに対し、自分だけはスタメンである兄の智章にずっと釘付けになっていた。
学校の球技大会のときはちょっとふざけてたけど、トモ、やっぱりちゃんとした大会だと真剣だ。
ドリブルしながらあんな速く走れるんだ。
あ、でもぶつかった、わ、痛そ。
ケガしてないかな、大丈夫かな……?
「ただいま」
「おかえり、今日、トモ兄の好きなエビフライだよ」
「食べてきた」
「えっ? 晩ごはん? 食べてきたの?」
「ファミレスで。もう風呂入って寝る」
「うん、わかった、あっ、トモ兄、試合お疲れさまっ」
「負けたけどな」
「……」
ユニフォームが入ったスポーツバッグを星哉にぐいっと預けて智章は二階に行ってしまった。
ちょっと機嫌が悪いようだ。
試合に負けてイライラしているのだろう。
最近、高総体に向けて部活に精を出していた智章。
家に帰るなりご飯をかっこみ、風呂、すぐに就寝。
そのため。
……トモと最近シてないな。
……べ、別にいーんだけど、それがフツーだし。
……別にシたいとかじゃ、ないし。
……これからずっとシなくても、別に、おれ、平気だもん。
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