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兄弟どっちもやきもちやき!?オナホHにぞっこん夏真っ盛り!-3

とろい弟を余裕で振り切って全速力ダッシュで校内を駆け抜けた兄。 昼休み終了まで残り十分程度。 当の弟の教室へ来てみれば件の女子グループが窓際でおしゃべりしていた。 智章は平然と下級生のクラスへ突き進んだ。 タイミングよく、昨日の放課後、どっきり撮影成功をおさめた動画を眺めて笑っている彼女達の元へ。 「俺にも見せて」 弟に酷薄どっきりをかました張本人の女子生徒に、何とも親しげに身を寄せ、細い肩を抱いてスマホを奪う。 「へぇ。確かに。うける」 夏向けの甘爽やかなフレーバーが香る中心で、クラストップの女子グループを含めた教室中の皆が呆気にとられている中、ふわふわな髪越しに隠し撮り動画を見つめた。 場所は使用されていない空き教室。 ドアの隙間越しに廊下から撮影されているようだ、よく気づかなかったものだと逆に感心したくなる。 まんまと引っ掛かってばかみたいに無邪気に照れて嬉しそうにしている弟。 予想外の急接近にさすがのモテ女子もかたまっている傍ら、ほんの一瞬、智章の双眸は不愉快げに歪んだ。 「でもさ。俺の弟あんまりからかわないでくれっかな」 スマホの持ち主の了解を得ないで勝手に動画削除。 「これもうどっかにあげた? まだ? 他にも撮ってるやつある? ちょっと貸して?」 有無を言わさずグループ全員のスマホをざっと確認し、発見すればまた勝手にポチポチリ、削除。 「あんな動画どっかに垂れ流して、さ。俺の弟のせいでソッチの評判落とすのも悪いし。ねぇ、しぃたん?」 呆気にとられっぱなし、されるがままだった彼女らにテキトーに笑いかけて踵を返した智章、懐かしい教室を未練なく後にした。 「トモ兄」 出入り口のところで、階段や廊下を全速力で突っ走って汗だくになって、遣り取りの途中からを傍観していた弟。 「マジでとろすぎ」 家に忘れていったハンカチタオルを手渡して下級生フロアを去って行った兄。 星哉はだらだら流れる汗を拭うのもそこそこに智章の後ろ姿を見送った……。

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