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大学生番外編-兄弟どっちも夏バテ知らず!?ローション風呂Hでらぶらぶ三昧!前編!
「トモぉ、おれ、合格したよぉ(泣)」
星哉は第一志望の私立大学文学部社会学科に死に物狂いで何とか合格した。
「おめでと、星哉、えらいえらい(笑)」
すでに実家を離れて一人暮らしをしていた兄の智章との、待望の二人暮らしが、そのとき決定した。
「トモ兄……きょ、今日からよろしく……?」
二人暮らしをするには手狭なワンルームから1DKに引っ越し、父親や友達の手を借りたものの、ほぼ一人で内装などの準備を整えて兄は弟を出迎えた。
しばらく会っていなかった兄弟二人は。
「ちょ、トモっ、おれっ、まだ荷物開けてないっ」
「んー……明日開ければ?」
「それ昨日も言ったぁっ……っ……っ」
二人暮らし開始の当初は盛るに盛った、正しくらぶらぶお盛ん状態、毎日引っ切り無しに発情しては部屋の至るところで時間も忘れて励みまくった。
そして。
星哉と智章の年子兄弟が晴れて兄弟二人暮らしを開始してから初めて迎えた夏休み。
数ヶ月が経過したことだし、とにかく毎日暑いし、いい加減、性的興奮も抜けてきたかと思いきや……。
「水風呂きもちい」
「う、う、う……トモぉ……」
「昔よく一緒に入ったよなー、懐かし」
「は、入ったけど……こんな……ぬるぬるしてなかったと思う……うん」
外ではセミがミンミン騒がしい真っ昼間、星哉と智章は兄弟ローションバスタイム中だった。
「こ、これぇ……大丈夫? 排水溝詰まったらどうすんの?」
一回使い切りタイプのローション剤を入れ、混ぜて混ぜて、とにかく掻き混ぜて出来上がったローション風呂。
まだまだピチピチな現役大学生兄弟の肌にねっとりぬるぬる纏わりついてくる。
特に何もせずとも、ただくっついて入浴しているだけで、何ともムラムラすけべな気分になってくる。
「排水溝詰まったら星哉がなんとかして」
「えぇぇぇえ」
「うそうそ。塩入れたら何とかなるらしい」
「お塩……へ、へぇ~〜……」
ピカピカの一年生、前期試験やらレポート作成やら新しい友達との付き合いやらでつい先日までてんてこ舞いだった弟の星哉。
インテリアショップでバイトもして大学生活のペースを順調に確立させている兄の智章。
同じ部屋で二人暮らし中ながらも、それぞれ違う大学に通い、日々のリズムも違うわけで。
実は何気にここ最近共に過ごす兄弟の時間がしっかり確保されていなかった。
……トモ兄の、おしりに当たってる、完全勃っちゃってる。
独立した浴室、一人ではのんびり入れるが二人だとさすがに窮屈なバスタブ。
星哉は兄に背中を向けていた。
お尻の辺りに触れる、無視できない、兄のカチンコチンな。
弟相手の禁断関係が始まってからは弟限定となっているが、それまでは様々な異性を昂ぶらせてきた兄ペニスが意味深に擦り寄ってきた。
「……トモの、もう、カチンコチンじゃん」
「うん、俺の、もうカチンコチン。だってしばらくシてなかったし」
「しばらくって、たった二週間くらいじゃ……」
「たったの二週間じゃないし、三週間はシてないし」
「あ」
胸の下まで迫るローション風呂内で星哉は智章に抱き寄せられた。
ぎこちなく肩越しに振り返れば、入浴前にシャワーを浴びて髪を撫でつけた、いつになく精悍に見えるイケメン兄と目が合って、笑いかけられて。
「ん、ぷ」
キスされた。
すぐに唇を割られて舌を挿入 れられた。
クチュ、クチュ、わざとらしく音を鳴らされて、下唇をはむっと啄まれて、スケベなキスをどえらく長く施された。
「ん、ん、ん」
あ、ほんとだ。
トモと、ちゅーするの、久し振りだ。
だから、なんか、すごく……イイ。
ちゅー、きもちいい……。
「……トモぉ……」
ちょろい星哉は両目を早速とろんさせた。
元バスケ部エースの智章は、そんな弟の体の向きをぐるんと変えて向かい合わせにし、お膝に抱っこした。
正面から堂々と唇を奪う。
濡れた髪が額に落ち、いつにもまして実年齢より幼く見える弟に気が済むまでキスをした。
唾液を糸引かせてじゃれ合う二人の舌先が唇の狭間に時折覗く。
器用な兄舌に熱心にからかわれてテンパる弟舌。
たじろいで逃げようとすれば、すかさず捕らわれて、問答無用に濃密キスの相手をさせられた。
「ん、む、む、ぅ……っ……ふ……ン、ぅ、ン……っ」
「ン……星哉も勃ってきた?」
触れ合う感触で把握済みながらも智章は敢えて星哉に尋ねる。
「んっ……おれのも……勃っちゃった……」
「はぁ。俺の弟かわいすぎか」
お尻をむにゅっと掴まれて引き寄せられ、兄弟の胸と胸がさらにぬるるん密着した。
……ち、ちんこもだけど。
……乳首もトモのと擦れちゃってる。
ぬるぬるローションにびっちょり塗れた兄弟ペニス、兄弟乳首がヤラシク触れ合い、何とも言えない刺激に星哉は背筋をゾクゾクさせた。
反射的に体を揺らめかせて強い刺激を求めてしまう。
控え目に色づく突起同士をぬるんぬるん密着させては頻りに擦り合わせる。
逞しい非童貞兄ペニスには童貞弟ペニスが無邪気にじゃれついた。
「ん、乳首もちんぽも俺に擦りつけてきちゃって……えっろい弟」
高校の制服を着せても全く違和感がなさそうな星哉の大胆な振舞に智章は唇を吊り上げてみせた。
「そんなきもちい?」
「んっ……きもちい……乳首もちんこもぬるぬるしてて……ずっとジンジンしてる……」
「ココは?」
不意に背後に回された兄の手。
尾てい骨を過ぎて、尻たぶの狭間に潜む弟アナルに、中指がツプリと。
「はにゃっっっ」
ぬるぬるする余り、一気に第二関節までぬぷぷぷぷっと受け入れさせられ、智章のお膝の上で星哉は堪らず仰け反った。
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