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平穏?な2週間
「あ、あ、あ""ぁーーー!、いやっ!!壊れる、ぃたい
!!!あ""ぁぁぁぁ!!!!!!!」
無事に部活にも復帰し、先生や授業の性質、勉強内容、クラスメイトにも慣れて高校生活は軌道に乗った。と言ってもいい。
あれから特に変わったことも無く、強いてゆうなら
「千聖〜嘘はいかんやろ?、ほんとに痛かと?」
「いだぃぃーーー!ー!!!もぅ、やぁ、あ"ぁ、いやぁ、痛いよぉ、奏ぇ、いやぁ、痛い」
ベットの上にうつ伏せになった状態で、右手で目を覆われ、左手で腕を掴まれ、後ろから容赦も何も無く突き上げられる。
上に持っていかれる感覚と反比例する胸が下がり何かが出てきそうな感覚は慣れない
自分では想像もできない奥をグリグリと無遠慮に抉られ、目の前が白くチカチカして、涙と涎をダラダラと垂らして、震える体のままに奏に痛いという。
奏は少しSっ気が、あって、割と抱き方がえぐい。
元々経験もなかった俺は、その快楽という名の暴力的な威力についていけなかった。
けど、奏は優しいから「痛い」と言うとえぐい抱き方を緩める傾向があって、俺は快感でおかしくなりそうな時につい、「痛い」と言ってしまう癖がついてしまっていた。
「ん〜、なんで?今日もすっごいほぐしたんけど?」
グチュグチュと奥を抉っていたモノの速度を落として、
目と腕から離した両手を腰に当てて、奏は止まってしまった。
そこでようやく息をできるようになって、俺は盛大にむせた。奏は慌てて抜いて過呼吸になり始めた俺に口を合わせて息をさせては、甲斐甲斐しく世話をした。
そう、これが問題だった。多分。
明らかにこれから変わった。
絶対これだ。
2週間。何も無かった。
決して不仲になったわけじゃない。登校は一緒にするし、部活が無ければ一緒に奏の家に帰る。授業を除いては隣にいるし、土日も奏の家に入り浸ってるし、一緒に寝る。
でも今までだったら週4は、その、してた。
なのに2週間何もないなんて、おかしくない?
しなくなったのを除いては今までと変わんなくて、別の人とというのは考えにくいし、考えたくない。
いやややや、べ、別に?、したいとかじゃないけど!?違うけど?でも、なんか、
今日は金曜、明日は部活もない。
ちょうどテスト期間だったからなんてことも、ある気がするし?……………勉強してることろ見たこはないけど。
「千聖〜、今日さ、」
きた!!!!
「晩御飯なんがいい?」
「へ?」
「ん?やけん、晩飯。肉余っとるし、チキン南蛮とかでええ?」
「…うん」
「りょ〜かい」
泣きたくなってきた
別にしたいわけじゃないけどね!!
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