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第12話 君は誰? Side心翔
八坂は天井を見つめながら話し続けている。
俺が八坂の父親だと思っていたのは、本当の父親じゃない事。
本当の父親に・・・・。
俺だったら・・・。
耐えれない。
八坂は、1人で耐えてきたのか?
こんな残酷な話って本当にあるのかよ。
八坂の事を何も知らないで笑顔にしたいとか俺・・・・。
無神経だった。
きっと今も無神経な行動をしているのかもしれない。
胸が張り裂けそうだった。
俺の中の感情が渦を巻く・・・・。
泣かずに淡々と話している八坂。
そんな八坂を見ていたら自然と涙が目からこぼれ落ちていた。
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