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第16話 君は誰? Side心翔

しばらく沈黙が続いてる。 すると八坂が『優ちゃんと呼ぶの?』と聞いてくる。 ダメかな? 俺はどうしても優ちゃんと呼びたい。 そう思い八坂をさっきよりも力を込めて抱きしめていた。 少し間があり優ちゃんと呼ぶのを許してくれた。 呼ぶなと怒鳴られていたのに許しくれる。 なんだか優ちゃんが凄く可愛く思え俺の腕の中にスッポリと収まる優ちゃん。 チュッ。 俺はテンションが上がり優ちゃんが愛おしく思えて優ちゃんの額に口付けていた。 「なっなっなっなぁ〜。」 ビックリしたのか言葉になっていない言葉を発しながら俺から逃げようとする優ちゃんは顔が真っ赤になっている。 さっき泣いていたから涙目で潤んだ瞳。 ヤられた。 俺は優ちゃんにヤられたのだ。 だったらもう優ちゃんを俺の腕の中から逃がすわけがない。 優ちゃんの頬にチュッとする。 「ふざけんなぁ〜!!!くぅ〜ウッッ・・・・。」 優ちゃんが何か叫んだけど俺はそれを唇で塞いだ。

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