40 / 903
第3話 お付き合い?
「扉の前で朝から何してんだよ。心翔?てか、そこの可愛い奴誰?」
そこに居たのは心翔の親友の・・・。
すみません。
名前知りません。
「おぅ。譲、おはよう。八坂だよ。」
あっ!
譲くんだって今後のために覚えとかなきゃだな。
「八坂?誰それ?」
「はっ?俺が毎日無視されてるの見て笑ってたのに・・・。」
ごめんな、心翔。
その頃俺はお前がウザかった。
「えっ?はっ?あのメガネ学年2位の?また、朝からなんの悪戯だよ。」
「譲、失礼だな。メガネ学年2位って、八坂優月って名前だよ。それに悪戯ってなんだよ。」
あれ?
そっかメガネは一昨日殴られた時に壊れけどダテ眼鏡だから壊れても平気だ。
俺両目視力2.0あるんだけど・・・。
眼鏡掛けてたら真面目で大人しい奴に見えるかと思い掛けていただけだ。
髪型は昨日退院してから姉に言われたんだよな。
『眼鏡やめなさい。彼に可愛いって言われたかったらね。それと、髪型なんとかしないとね。』
姉は俺と心翔の・・・・。
『キスシーンにはビックリしたけど、良いんじゃない?優月、今凄く良い顔してる。私は応援するわ。皆んなには内緒にしてあげるから、眼鏡やめるのと髪は私に切らせてね。』
強引に約束させられて髪はスグに切られた。
『優月。可愛いわよ。彼きっと喜ぶわぁ〜』
姉は腐女子?らしい。
男同士の恋愛に萌えると俺を見ながら力説された。
姉は美容師でお店も2店舗経営している。
ネールもするらしく人気がある美容師みたいだ。
桃(モモ)姉様には頭が上がらなくなりました。
でも桃姉様が受け入れてくれて俺は嬉しい。
強い味方が出来ました。
ともだちにシェアしよう!