「オモチャ同士で仲良くなったか？」 竹田くんの後ろに体格の良い2人が立っている 俺たち２人に話しかけてきた奴は目が細いから細目。 でも誰コイツら？ 「メガネくん。なんか可愛くない？ねぇ、日野もそう思わない？」 今話した奴は、顎が少ししゃくれてるからシャクレ。 日野？ 「メガネ。壊れちゃって良かったじゃないか？こんな可愛かったら違うオモチャにしときゃ良かったな。」 そう言いながら日野は俺の左頬を撫でた。 ゾワッと鳥肌が立つ。 心翔以外に触られたら・・・・。 気持ち悪い。 「気持ち悪いから、触るな。」 俺は日野の手を払いのけた。 「メガネくん。日野に何してんだよ。」 シャクレが俺の胸ぐらを掴み自分の方に引っ張った。 引っ張られた勢いで席から少し立つ形になってしまった。 マジで面倒くさいなコイツら・・・・。 「気持ち悪いって思ったから手を払った。」 この光景にクラスが騒めき出した。 コイツらに逆らう奴居ないだろうから見て無いよ的な感じの教室だよな笑える。 体調悪いからこれ以上面倒くさいの嫌なんだけどなぁ〜。 「何してんだ？」 声のした方を見ると心翔が立っていた。