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第3話 ヤキモチ?
女の子と楽しそうに話しながら心翔が教室に戻って来た。
凄く楽しそう・・・・。
でもその女の子は誰?
どうして心翔の背中のシャツとか引っ張ったり心翔の腕に触れたりするの?
「優月くん。大丈夫?」
「えっ?あっ・・・うん。平気・・・。俺ちょっとトイレ・・・・」
無意識に俺を作り出している。
モヤモヤが止まらない。
苦しくて息がうまく出来ない。
1人になりたい。
誰も居ない・・・。
心翔と過ごすあの空き教室に行こう。
あそこなら1人になれる。
俺はフラフラと旧校舎の空き教室に向って歩いていた。
あの部屋を呼ぶとしたら物置部屋と呼ぶ方があっているかもしれない。
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