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第16話 ヤキモチ?

昨日叔母さんに謝りながら制服を洗ってもらった。 叔母さんにも吐いたと嘘をついてしまった。 凄く心配してくれたのに本当にごめんね叔母さん。 「優月?行くとこ決めたか?」 「えっ?どこでもいいの?」 「いいよ。」 僕の席で机を2つ横並びにして隣り合わせで心翔とお昼ご飯を食べながら日曜日どこに行くか話してます。 「僕ね。動物園に行きたいんだ」 「クスッ。可愛いな優月」 心翔は僕の頭をクシャクシャと撫でた。 「どこが?動物園で可愛いの?」 「照れながら言うところだな」 今度は頬っぺたをムニッと摘まれた。 「もぉ!心翔は僕をバカにしてるんだ」 心翔は僕の後頭部に手を回し自分の肩に抱き寄せると頭に唇を当てた。 「なっ・・・何?ここ、教室だよ」 僕は心翔の胸を押しながら離れようとしたけど心翔の力の方が強くて離れられない。 皆んなにバレちゃうよ。 「知ってる。俺は気にしないけどな。優ちゃんは嫌?」 「・・・・。嫌・・・じゃない」 僕もバレても平気だよ。 心翔が一緒に居てくれるならでも・・・。 やっぱり心翔が嫌な思いするかもしれないそう思うと怖い。

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