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第1話 ヤキモチ? Side心翔
優ちゃんをお姫様抱っこして以来女の子達から告白される回数が増えた。
俺には大切な彼女が居るとハッキリ言ってるが変わり無い。
今日の昼は優ちゃんと弁当が食べれると思ってたのに担任に用事を頼まれ高橋と2人でいる。
早く終わらせて教室帰りたい。
「これココに置いたら終わりよね」
「それで終わりだな。よし昼飯」
高橋が手伝ってくれると言ってくれて助かった。
1人だったらこんなに早く終わらなかったな・・・。
でも気まずいんだけどな。
1ヶ月前に高橋から告白されて断ったんだよな。
でも高橋はそんな事を気にして無いみたいに今まで通りの態度だから俺としては少し気まずいだけで済んだのかな?
教室に帰り高橋に手伝って貰ったお礼言っていると優ちゃんが教室から出て行った。
顔色悪かったよな?
それに・・・。
俺は高橋と話し終わると冬空に優ちゃんがどこ行ったか聞いてみた。
トイレ?
弁当食べてないみたいだ。
もう予鈴鳴ってるんだけど帰ってこない。
俺は心配でトイレに行ったが優ちゃんの姿はなかった。
まさか、俺と高橋が一緒に居たの気にしてるのか?
教室出て行く時、様子もおかしかったもんな・・・。
クソッ。
スグに追いかければ良かった。
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