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第2話 ヤキモチ? Side心翔
俺が思いつく場所はココしかなかった。
優ちゃんと俺だけの場所。
よかった。
優ちゃん居た。
優ちゃんは顔を手で覆い下を向いて泣いている。
俺は優ちゃんの隣に座り両腕で抱きしめた。
お願いだから1人で泣かないでくれ俺の前から消えたり離れたりしないでくれ。
おかしくなりそうだ。
俺は優ちゃんを抱きしめた腕に力を込めた。
優ちゃんは泣き止んでくれそうにない。
高橋との事を話したが帰ってきた言葉が俺を驚かせた。
『僕・・・。居なくなればいいのかな?』
俺がそれを望んでいると思ってるのか?
どうした優ちゃんにわかってもらえる?
優ちゃんを手放したく無い。
俺は優ちゃんが離れていく恐怖に陥りヤッてはいけない事をしてしまった。
優ちゃんを後ろに突き飛ばし片手で優ちゃんの両手首を優ちゃんの頭の上あたりで握りしめ身動きが取れないようにした。
優ちゃんの身体を全部俺の物にすれば・・・。
優ちゃんは俺から離れない。
俺自身ので優ちゃんを快楽に導けば俺の身体を求めて離れたりしない。
優ちゃんの顔が恐怖で強張っている事など気づきもしなかった。
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