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第8話 ヤキモチ? Side心翔
2人の時間に邪魔が入った。
話したいて言うから聞くっていうとココじゃ無理とか訳わかんねぇ〜。
優ちゃんが気を失ってる事にして早く何処かに行くような雰囲気を出したけど全く気にも止めない様子。
普通は病人とか居たらそいつの事心配すんだろ?
いくら可愛くても俺は優ちゃんしか見てないからな。
はぁ〜?
彼女に会わせろだ?
みろ、優ちゃん怖がってんだろ。
優ちゃんは俺のシャツを思いっきり握りしめている。
安心して優ちゃん。
俺は彼女一筋だからな。
優ちゃんの手を握りしめた。
こんな女に優ちゃん見せる訳無いだろ?
イヤ、クラスメートだから見てるか・・・。
可愛く照れながら『動物園』とか言う優ちゃんなんか絶対誰にも見せたくない。
目を潤ませて真っ赤になりながら俺の名前呼ぶ可愛い優ちゃんを見せる訳にはいかない。
見せないと諦めないとか頭おかしいんじゃ無いか高橋。
俺は優ちゃんの事になると相手が誰だろうが冷たくなります。
また優ちゃんが不安になるだろう。
もう止めてくれ。
どっかに行ってくれよ。
俺は無意識に優ちゃんの手を強く握りしめていた。
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