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第1話 ブルースター
結局、引き下がらなかった高橋さんのせいで僕は・・・・。
「こっち向きなさい。ほらっ、じっとして優月」
桃お姉様に頼み込む羽目になりましたとさ・・・・。
何かあったら相談しなさいとは言われていたがこんなに早くする事になるとは思わなかったよ。
僕は桃お姉様の店舗に来てヘアとメイクそれからネイルして貰ってます。
「うわぁ〜。可愛い」
スタッフ2人が僕を見て言った。
副店長さんにスタイリストさん。
僕と心翔の事を知る人はここに居る人とデザイナーさん。
信頼して理解ある人達じゃないとダメだからと言ってたけど大丈夫かな?
全ての作業が終わり副店長の佐倉(さくら)さんが僕を見て言った。
「このまま、撮影したいよな」
えっと撮影?
「優月。心翔くんも準備が終わったみたいだから2階に上がってもらうわね」
「うん・・・。」
鏡も見せてもらえなくて自分の姿がわからないから・・・。
もし心翔が変に思ったらどうしよう。
椅子に座りながらドキドキして心翔を待っていた。
「こっちよ。」
心翔が来た。
ドキドキするよ。
桃お姉様が心翔を連れてきた。
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