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第7話 ブルースター Side心翔
「俺の部屋ここ」
ドアを開けて先に優ちゃんを部屋へ入れた。
「心翔の部屋綺麗にしてるんだね」
俺はさっきコンビニで買ってきた飲み物を袋から出してテーブルの上に置いた。
「優ちゃんは散らかってるとか思った?」
「あっ・・・えっと。ごめんなさい」
俺の上の服を引っ張り上目遣いで顔を赤くして謝ってくる。
優ちゃんの上目遣い破壊力ハンパない。
「そんな顔してるとチュウしちゃうぞ」
優ちゃんが俺の服を引っ張るのを止めて後退りした。
「優ちゃん、あんまり後ろ行くと危ないよ」
「えっ?」
優ちゃんは後ろに下がり過ぎてベッドにあたりよろけて後ろへ仰向けに倒れた。
「優ちゃん、だから危ないって言ったんだよ。大丈夫?」
上から優ちゃんを覗き込むとキョトンとした顔をしていた。
「優ちゃん、もしかして俺を誘ってんの?」
「えっ?ち・・・違う・・」
優ちゃんは慌てて上半身を起こしてベッドに座り直した。
まずベッドに座ってる時点で俺の理性が暴走しそうなんですけどね。
それにそんなに顔を赤くされてたら抱きしめたくて堪らないんだけど優ちゃん。
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