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第4話 再会

今日は色々あってなんだか疲れちゃった。 ふわふわして暖かくて心地がいいなぁ〜。 桃お姉様の声も聞こえてきてるけど何を言ってるか分からないよ。 遥先生もいるのかな? 「優ちゃん。おやすみ。」 「ま・・なと・・・だいすき」 「うん。優ちゃん大好きだ。だから傍にいろよ」 なんだかいい夢だな。 大好きな心翔と一緒に寝る夢。 夢? 僕は家に帰った? いつ? だんだんと眠りから醒めてくる。 目を開けると心翔の顔が鼻すれすれで近くにあった。 それに居間にいたのにいつの間に心翔とベッドで寝ている。 ちょっと待って・・・・。 僕はどうして心翔と寝ているの? 昨日は・・・。 『挿れるよ。』 あの時の心翔カッコよくて僕は夢中になってたなぁ〜。 思い出しただけで身体中が熱を持ち始めてくる。 顔が熱い。 はっ! イヤイヤそこじゃなくて僕はどうしてこの状況になったか考えてるんだ。 でも心翔が僕の好きだった心翔だったなんて夢見てるみたいだな。 もしかして夢なのかな? だから心翔とやる前に僕が意識を手放してしまって今の状況になってるのかな? う〜ん。 思い出せない。 桃お姉様と遥先生の会話も聞こえていた気がするんだ。 それに僕は女の子の姿じゃなくなっている? あっ、服を着てない。 えっとですね。 下は履いてるみたい。 ちょっと安心した。 イヤイヤ違うだろ。 僕、現実と夢が分からなくなってるの? また、泣きそうになり目に涙が溜まりだした。

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