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第4話 再会 Side心翔

しばらくして桃さんが遥兄さんとリビングに入ってきた。 桃さんは母さんが電話で説明したらしく慌て家に来たのだった。 優ちゃんは疲れたのか眠たそうにしている。 メイクを落としてもらってる時も一瞬寝たのか桃さんに怒られていた。 「心翔。優月くんの事を頼むな」 「それって主治医として言ってんの?」 「それもあるが優月くんは俺の大切な桃さんの弟だからだよ」 「えっ?」 大切な桃さん? 「付き合ってんだ桃さんと・・・だから優月くん頼むな」 全くもって気づかなかった。 遥兄さんは仕事人間だと思ってたからビックリした。 「遥兄さんが桃さんを大切なように俺にとっても優ちゃんは大切なんだ。任せて遥兄さん」 やっと憧れていた優ちゃんに会えた。 あの時は憧れであったが今は1番愛おしい人。 でもまた俺は優ちゃんに守られている。 俺は優ちゃんをずっと離さない。 優ちゃんが傍に居てくれれば俺は強くなれる。 優ちゃん今度は俺が守るから絶対に愛してるよ。

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