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第6話 再会 Side心翔
ベッドに降ろして服を脱がせて掛け布団を優ちゃんに掛けた。
しばらくベッドの横に座り優ちゃんの寝顔を眺めていたが俺も眠くなり布団に潜り込み優ちゃんを抱きしめた。
「うぅ・・・ンッ。まなと・・・だいすき・・・」
「優ちゃん?」
起きてるのかとビックリしたがどうやら寝言みたいだった。
寝言でも好きだと言われたら嬉しい。
俺は優ちゃんの額に自分の額を合わせた。
「おやすみ。優ちゃん大好きだよ。だから傍にいろよ」
俺はそのまま優ちゃんを抱きしめて眠りについた。
どのくらい寝たのだろう?
優ちゃんが目を覚ましたらしくて俺から少し離れて色々考えてるみたいだった。
少しだけ目を開けて見ているとクルクルと表情が変わりなんだか可愛いと思える。
布団に潜り込み何か確かめてるみたいだけど?
あっ、出てきた。
泣きそうになってる。
可愛い。
俺は思わず優ちゃんの唇を奪った。
本当は軽いキスだけにするつもりだったが止まらなくなり舌を絡めてしまった。
それに応えてくれるかのように優ちゃんも舌を絡めてくる。
ヤバイ・・・。
キスだけで俺自身が物凄く反応している。
俺は優ちゃんの腕を掴み俺自身に触れさせる。
少しビクッとしてから俺自身をゆっくりと上下に擦りあげ潤んだ瞳で俺自身が欲しいと言ってきた。
「ゆ・・はぁ・・・優ちゃん・・・」
俺は思わず甘い声を漏らしてしまった。
優ちゃんはそれにビックリしたのか慌てている様子だ。
「優ちゃん、これ中に挿れていいの?怖くない?」
「怖いけど心翔だから・・・僕は心翔と繋がりたい」
優ちゃん・・・。
まっすぐ俺を見つめて繋がりたいと言う。
怖いよな・・・でも俺だから繋がりたいと言う。
優ちゃん嬉しいよ。
ありがとう。
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