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第16話 4人で

心翔の部屋でゆっくり話す事にした。 冬空くんに呼んで欲しいとお願いしてウサちゃんも来ていた。 ウサちゃん心配そうな顔してるよ。 最初に僕の両親の事を話した。 2人の反応は最初心翔に話した時みたいに驚きとなんて言っていいか分からないと言った顔をしている。 なんかテレビドラマとか小説に出てきそうな話だから・・・・。 心翔は僕の手をギュッと握ってくれていた。 ありがとう心翔。 僕は八坂の養子になりこの街に来た。 あの頃は自分が何故生きているのか分からなかった。 何故死ななかったのか? 周りが優しくしてくるがきっと親父みたいに・・・僕が居なくなればいいと思うはずだと・・・・。 だから僕は絡んでくる奴らとかカツアゲとかしてる奴ら相手に無茶な喧嘩をしていた。 それで死んでもいいと思っていたんだ。 毎日傷だらけの身体でたまに集団に襲われてボロボロの時もあった。 そんな生活を1年以上続けていた時にクマちゃんとウサちゃんに出会った。

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