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第11話 4人で Side心翔
今は優ちゃんと仲良く授業サボったバツで教室を掃除中。
優ちゃんと2人仲良く掃除しようと思っていたが冬空が宇佐先輩から西山心輝の事を聞いたのか色々聞いてくる。
西山心輝はウチの学校じゃあ有名らしいけど俺は興味がなかったから全く知らない。
優ちゃんに至っては、クラスの奴等の名前とか顔も覚えようとしない。
西山心輝って冬空の話を聞く限り腹黒?
さっきから優ちゃんが泣きそうになったり悩んだりクルクルと表情が変わっているんだが・・・あっ、何か決意したみたいだ。
「あのっ・・・2人に話したい事が・・・」
決意した感は理解しよう優ちゃん。
だがそのうつ向きかげんで涙目って反則だぞ!!
冬空が居なかったら襲う所だはぞ優ちゃん。
さっきから真剣に何か考えてたからゆっくり話を聞いてやりたい。
「優ちゃん、掃除を終わらせてからでいい?」
「あっ・・・・」
優ちゃんごめん。
泣きそうな顔されたらギュッしたくなるじゃないか!!!
「すぐ終わる話じゃないだろ?その顔は掃除を終わらせてからゆっくり聞くからいい?」
「なら、俺も手伝ってやるからあと少しだろ?」
「うん・・・ありがとう。」
冬空、空気が読める男はモテるぞ?
勝手な思い込みである。
冬空が手伝ってくれたおかげで早くバツ掃除は済んだ。
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