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第4話 夏休み Side心翔
『心翔・・・・・僕・・・ずっと傍にいたい』
優ちゃんがあの時言った言葉は今凄く胸に突き刺さる。
傍にいて欲しいとどれ程願ったのだろう?
ずっと傍にいて笑っていて欲しいと願った。
優ちゃんの唇に触れると温もりを感じ、ずっと暖かな優ちゃんの温もりに触れていたい。
少しでも力を入れれば壊れてしまいそうな優ちゃん。
俺はそっと壊れてしまわないように優ちゃんに触れる。
それでも優ちゃんは壊れてしまいそうで今にも消えてしまいそうに思えた。
俺は優ちゃんの右手首の内側を壊れないように唇を当てて優ちゃんを見つめた。
このまま壊してしまうんじゃないかという恐怖と壊しても良いから俺だけの物にしておきたいという思いが湧き上がってきた。
けど俺からは離れないようにしてやる。
「優ちゃんは俺のだ。何があろうと手放したりしない」
俺は優ちゃんの右手首の内側に噛み付く様に唇を這わした。
優ちゃんの身体が反応する。
「優ちゃんはずっと俺だけで感じてろよ」
「はぁうっ・・・心翔だけ・・・・・感じてたい」
「もっと啼かせてやる」
優ちゃんは、俺だけで感じて啼いてればいい。
他の誰でもない俺だけに感じろ。
もっと優ちゃんが欲しい。
俺は優ちゃんの右手の人差し指と中指に舌を這わせながら咥えピチャピチャと音を立てながら舐め回し咥え込んでは出し入れをしてまるで優ちゃん自身をしゃぶってるように指をしゃぶる。
優ちゃん自身も反応し始めているが俺のも反応していた。
俺は自分の指を優ちゃんの口元に持って行きそのまま口の中に人差し指と中指を挿し入れた。
優ちゃんも俺の指を舐め回したりしゃぶったりしている。
互いの口からはピチャピチャと卑猥な音が漏れて聞こえてくる。
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