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第8話 夏休み 夜空

心翔の左手は僕の右手に指を絡まめて頭の上で強く握られている。 もう片方の手はシャツ越しに胸の尖った所を優しく円を描く様に撫でていた。 「ううンッ・・・はぁっ・・・まな・・・と・・・あっ・・・」 「優ちゃん。感じるの?耳噛まれて吸われたら感じる?」 「だっ・・・あっ・・・そん・・・な・・・ふぅンッ・・・」 心翔が僕の耳に舌を這わせたり甘噛みをする度に僕は身体をビクビクと反応させて握る手に力がはいった。 「優ちゃん。もっと感じて可愛い声聞かせてよ」 「ああッ・・・いっ・・・」 耳から首に舌を這わせてチュウッと鎖骨より上の辺りを吸われたら少し痛みを感じてしまった。 「痛かった?俺の印だよ。優ちゃんの白い肌に綺麗な赤い花びらが落ちてるみたい」 「赤い花びら?」 「たくさん花びらが落ちるから我慢しててよ。」 心翔はシャツをめくり上げると僕の肌に唇を這わしながら何か所も吸い上げていく。 僕の身体には無数の心翔の印が付けられて、それが本当に赤い花びらが散りばめられている様に見えた。 「優ちゃん。綺麗だ」 心翔が僕を見つめながら呟くその顔はあまりにも綺麗で僕の心臓をギュッとさせた。 「心翔。好き」 僕は心翔の唇に自分の唇を重ねて舌を絡めた。 心翔の手は僕の身体のラインに沿って下へと伸びていき下着の中に入り込んできた。 「はぁ・・・ゆう・・・ここ濡れてる。トロトロ」 「心翔・・・触って・・・」 僕自身からはたくさんの蜜が溢れ出ていて早く触って欲しいと泣いている様だった。 心翔は手のひらで僕自身を優しく包み込むとゆっくり下着から外に出して上下に動かしてくれた。

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