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第7話 夏休み 2日目

あの後カフェに行ったら4人で仲良く笑いながら話をしているのを見て僕と心翔は安心した。 そして今はというとバーベキューの真っ最中。 「俺の肉だぞ久遠」 「宇佐先輩のはそっちですよね?」 「龍、子供みたいな事止めなよ」 皆んなでこうしてるのって楽しいなぁ〜。 「優月くんは、楽しい?」 「えっ?はい。凄く楽しいです」 「良かった。遥が優月くんの事を気にしてたから前に会った時より良い顔する様になったね」 「そうですか?多分それは、心翔のおかげです」 心翔に会わなかったら僕は、まだあのままだったと思う。 「仲良くて良いんじゃないか?」 「颯斗飲み過ぎるなよ」 「ハイハイ。今日は先生はお休みだからな」 僕と聖先生と穂波先生は椅子に座って話をしていた。 穂波先生は缶ビールを飲みながら少し拗ねた感じで聖先生にもたれている。 いつもと違う先生の姿でなんか幸せを感じると思いながら2人を見てたら聖先生の頭を掴み強引にキスをし出した。 先生はお休みって言ってもそれは人前でするの? 僕が目のやり場に困っていると心翔が腕を引っ張り立たせて抱きしめた。 「優ちゃんには目の毒」 「うん」 僕は心翔の胸に顔を埋めて小さく頷いた。 目の毒よりも今のこの状態がドキドキする。

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