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第16話 夏休み 2日目

「優ちゃん。イキそう?中また締め付け凄くなってる」 口を両手で押さえてるけど力が入らなくなってきている。 僕は心翔の首に抱きつくと心翔の唇で僕の唇を塞いだ。 手じゃ口が押さえれない。 心翔は腰を動かしながら僕自身をも上下に擦りあげてくる。 ダメッ!!! 前も後ろもされたら本当に僕・・・イッ・・・・。 「ふぅっ・・・ううん!!!!!!」 僕の1番奥を心翔が思いっきり突き上げた時に頭が真っ白になり身体がピクピクと痙攣したかと思うと僕自身から白濁した欲が飛び散った。 心翔も僕がイッた後に僕の中の1番奥で欲を吐き出していた。 心翔のが僕の中に入ってくる。 暖かい。 僕は朦朧としながら心翔の暖かい温もりを中で感じていた。 ゆっくりと心翔自身が僕の中から出て行くのがわかる。 「はあっ・・・・」 お互いの唇を離すと僕は深く息を吐いた。 「優ちゃん。大丈夫?」 「うん・・・。大丈夫だよ」 心翔は優しく僕を腕の中に抱き寄せて頬に唇を当てた。 「ふふっ・・なんだかくすぐったい」 「ならここは?」 今度は瞼に唇を当てる。 「大丈夫だよ」 「そっ、じゃあここは?」 額に優しく唇を当てた。 「心翔。大好きだよ」 「知ってるよ」 「何それ?俺も好きだよ優ちゃんって言ってよ」 僕・・・恥ずかしい。 言って恥ずかしくなり心翔の胸に顔を埋めた。 「優ちゃん。愛してるよ」 心翔は僕の頭にチュッとするとそう言って強く抱きしめてくれた。 心翔ありがとう。 僕を好きになってくれて嬉しい。 僕に幸せな気持ちをたくさん教えてくれた心翔。 僕も愛してるよ心翔。 僕は心の中でそっと呟いた。

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