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第5話 暗闇
俺は結局1人で立ち上がれないから心輝に抱えられてバスルームまで連れてこられて床に座らされた。
「ゆづくん。四つん這いになりなよ。立ってられないでしょ?」
「嫌だ」
「中の掻き出さないとお腹痛くなるだろう?」
「自分で出来るから・・・・やっ」
俺には抵抗出来るほどの体力が残ってる訳がなく無理やりうつ伏せにされてお尻だけ浮かされる形にされた。
「離して!!!」
「暴れんなよ。痛くしたくないからジッとしてろ。」
心輝に頭を押さえつけられて無理やり蕾に指を挿れられた。
嫌だ。
心輝に触られたくない。
「ふぅっ・・・やあ・・・・・」
心輝に触られて俺の中は感じている。
凄く嫌なのに身体は感じてしまう。
「嫌がってるわりに感じてんの?」
「ちがっ・・・あっ・・・心輝。だめっ・・・」
中のを掻き出すと言ってたのに俺の1番感じるところを指で擦りながら俺の頭を押さえていた手は俺自身を上下に動かしている。
「はぁっ・・・やめて・・・・・」
「さっきイケてないだろ?イカしてやるから・・・」
確かに俺自身からは欲を吐き出してイッてはいないが体力が限界に近いからイクのが辛い。
ムズムズするから出してないと1人で擦るかもしれない。
でも心輝にされるなら1人でしていたいそう思った。
「凄い締め付けだな」
「あっ・・・もう・・・でちゃう」
心輝は後ろも前もさっきより動きを早めた。
だめっ・・・・。
「はあっ・・・・うぅん!!!!!」
心輝が指を2本挿れて良い所を擦りあげた瞬間に俺自身から白濁した欲がポタポタと床に落ちていった。
毎日のように欲を吐き出していたから量はそんなに出ていなかった。
心輝は床に横たわる俺の事など気にせずに中のを掻き出し始めた。
「ゆづくん、昨日は何人相手したの?」
「5人」
「5人・・・。ごめん」
心輝が俺に謝ってきたがその意味が分からなかった。
でも心輝の声は少しだけ震えていたような気がして、多分だけど泣いていたかもしれない。
でも心輝が泣くなんてあり得ないよ。
俺をここに来連れて来たのは心輝。
ここに・・・。
「心翔・・・」
「えっ?ゆづくん、何か思い出したの?」
「何か?心翔って誰?心翔と言うとご主人様が機嫌悪くなって忘れろって言うけど俺の知り合い?」
心輝が中を掻き出し終わると俺を起こして床に座らせた。
向かい合ったけど心輝が泣いていたのはやっぱり気のせいだったと思えた。
心輝は険しい表情をしていたからだ。
「うん。心翔は知り合いじゃないかな?」
「やっぱり知り合いなんだ。でもご主人様が機嫌悪くなる」
心翔と言うとナイフで切りつけられる。
ご主人様は昔に心翔って奴と何かあったのだろうか?
色々考えていると身体と頭が洗い終わっていて身体中の傷を確認するとゆっくりとバスタブの中に入れられた。
お湯は暖かくてとても心地よかった。
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