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第8話 暗闇 Side心輝

シャワールームに入ろうとドアを開けた時にゆづくんが立ち止まった。 「心輝・・・・・・えっと、お尻から出てきた。どうしよう。俺・・・・・」 「それ・・・高間さんの・・・」 ゆづくんは泣きそうな顔をして俺を見ている。 覚えていたらそんな顔はしないだろうに、何もなかったかの様に後処理を1人ですると言ったと思う。 「ゆづくん。嫌かもしれないけど掻き出すから中に入ってそこの壁に手をついてくれる?」 「掻き出す?」 ゆづくんは言ってる事が理解できないでいたが俺の言う通りに壁に手をついて立った。 大量の欲が出ていて太腿を伝っている。 「俺が何をしても引くなよ」 「うん。心輝に何されても平気」 さっきはかなり嫌がられたけど・・・。 俺の事を嫌っていたから仕方がない。 本当はこんな素直に俺の言う事を聞かないで反発してくれた方が俺は苦しくない。 俺はゆっくりとゆづくんの蕾に人差し指を挿れていった。 「心輝!嫌だ。そこに挿れたらダメ!!!!!」 ゆづくんは指から逃げようと腰を前に引いてしまった。 「じっとしてないと中にある・・・・・精液だせないだろ」 言いたくなかった。 今のゆづくんには、あんなおぞましい行為を知らせたりしたくなかった。 「あっ・・・精液・・・・これ・・・嘘だ」 「嘘じゃないよ。さっきまでオッサンのを咥え込んでたんだよ」 ゆづくんは身体をガタガタと震わせると力なくその場に座り込んだ。 もっと言い方があったはずなのに俺は乱暴に言い放ってしまった。 ゆづくんの手を握りギュッと握り締めると俺を見て泣き崩れた。

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