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第9話 暗闇 Side心輝

暫くゆづくんは泣いていたが俺は抱きしめてやる事も出来ない。 そんな資格は俺にはないからだ。 ただ傍にいて手を握り締める事しかできないでいた。 「心輝。ごめん・・・高間って奴にヤられたんだよ」 「ゆづくん?思い出したか?」 「少しだけな・・・」 ゆづくんは立ち上がり壁に手をついた。 「心輝。悪いけど中の出して欲しい」 「わかった」 俺はゆっくりと蜜の中に指を挿れて行くといきなり手首を掴まれてゆづくんが振り返り俺の目をジッと見てくる。 「やっぱり、心輝の挿れてよ。オッサンの感触が気持ち悪い」 「はっ?無理だ」 気持ちは分かるが俺を嫌っているはずのゆづくんが俺自身を中に挿れさせるなんてありえない。 「心輝・・・」 すがる様な目で俺を見てくる。 確かに好きでも無い相手と交わるとか出来るがこんな目に遭わせた張本人なんだぞ。 けど・・・。 「わかったから・・・その目で見んな」 ゆづくんは掴んでいた手を離すと壁側を向いた。 俺は下だけ脱ぐとまだ起き上がってない俺自身を握ってゆっくりと擦りもう一方の手でゆづくんの蕾の中に指を挿れて解していった。 「はぁ・・・し・・・き・・・あぁ・・・」 苦しくて胸が痛い。 俺は何をしているんだ? そう思いながらもゆづくんに求められたら俺には拒む理由が見つからなかった。 「挿れるけど大丈夫?」 「うん」 俺はゆっくりとゆづくんの蕾に俺自身を沈めていくとゆづくんから甘い声が漏れてくる。 やっぱりゆづくんの中は狭くて締め付けが凄い。 「動くよ。傷に響くから激しくはしないよ」 「大丈夫だから・・・・。激しくして欲しい」 「わかった。痛くなったら言えよ」 ゆづくんはコクリと頷いて俺が与える快楽に身を委ねている。 ゆづくんの奥を激しく擦ると身体を仰け反らせて中を締めてくる。 凄く中がうねる。 「ゆづくん。イイ?」 「ウゥッ・・・し・・き・・・イイ・・・もっ・・と・・・」 ゆづくんの腰が俺の動きに合わせて動いている。 俺はゆづくん自身を握ると上下に擦り上げてガンガンと奥を突きまくった。

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