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第11話 学校

「やっ・・・。ま・・・な・・・うぅん」 「ごめん。やっぱり怖いよな」 心翔が僕の蕾に指を入れようとしている時に僕の身体が強張ってしまった。 違う・・・。 「僕は、心翔が欲しい。怖くないから心翔だから大丈夫だよ」 「無理にはしたくない。優ちゃんがダメだと思ったら言えよ。止める自信は無いけど努力する」 僕は心翔の首に腕を回して耳元で囁いた。 「心翔だから大丈夫」 それから心翔の耳に唇を這わした。 今までの僕ならしなかった事をしているから心翔はこんな僕を嫌じゃないだろうかと少し不安になった。 でも海で僕は自ら腰を動かしていたのを思い出した。 心翔はどんな僕でも好きだと言ってくれてるから甘えてもいいよね。 「はぁっ。優ちゃんそれ誘ってんだよな?」 「うん。心翔して・・・嫌な事を忘れるくらいメチャメチャに僕を・・・あっ・・・うぅん」 心翔の中指が僕の中へと入って来てるのが分かる。 それだけで僕はイキそうになっている。 心翔を感じたい。 あの嫌な記憶が消えるほどに心翔でいっぱいになりたい。 「優ちゃん。大丈夫?」 心翔は僕に気を遣いながら指を根元まで入れて行った。 「はぁっ・・・・だい・・・ううん・・・イイ・・・」 「気持ちイイ?ここ?」 心翔は僕の一番感じる所を指でグリグリと擦ってくる。 僕の身体がビクッと跳ねると心翔の指をギュッと締めてしまった。 「優ちゃんに指を食べられてるみたい。動かすよ」 心翔はイイ所を擦りながら指を出し入れしてくる。 僕はそれに合わせて自然と腰を動かしていた。

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