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第13話 動物園
村木は僕の唇から首筋に舌を這わし服の上から胸に突起物を探し出すとグリグリと弄ってきた。
痛い。
心翔と違い力任せに触ってくる村木はきっと彼女とかにもこんな感じで触るんだろうと思った。
自分勝手な一方的な行為。
「イッ・・・たい」
「いいの間違いだろ?男は初めてか?」
初めてか?
どうしてこいつに応えないとダメなんだ?
「うわぁ〜。やめ・・・て・・・・・イタっ・・・ウゥッ」
はっ?
直の方を見るとうつ伏せになり腰を高く上げさせられ知らない男自身が直の中に入ろうとしていた。
「直!!!止めろよ」
「あっちはあっちで楽しんでるんだ。こっちも楽しもうぜ」
「ふざっけんな!!!!!直に汚い手で触んじゃねぇ!!!!!」
「煩い口だな。咥えさせろ」
近くにいた男自身が俺の口の中に無理やり入ってきて髪を掴むと激しく口の奥まで突いてきた。
く・・・・・苦しい。
耳に入るのは直の泣き叫ぶ声。
ごめん直・・・・・・痛いよな。
「うっ・・・」
「へぇ〜。締め付けて俺自身に絡み付いてくる。男は初めてだがいいなお前」
解さず無理やり入れられた蕾からは痛みが身体を駆け巡る。
僕が相手をしてきた男達は冬樹の命令でローションや潤滑になる物は必ず使わされていた。
まだ冬樹のがマシだったかとこんな時に思う自分がどれだけの男達を相手にしてきたかと思い知らされた。
心翔ごめんね。
心翔はどんな僕でも好きだと言ってくれたけどやっぱり僕は汚いんだ。
男達にこんな無理矢理されても感じてるんだよ僕。
心翔・・・。
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