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第12話 動物園 Side心輝
直が戸惑いながら俺の方に顔を向けて顔を真っ赤にしている。
直にはまだ無理かな?
「心輝・・・挿れて・・・・・お願い」
上目遣いで目に涙を溜めながら恥ずかしそうに辿々しく言う直が堪らなく愛しいくて俺は強引に直を下にした。
「直、ごめん。挿れたら優しく出来ないかもしれない」
「うん。僕は大丈夫」
俺が大丈夫じゃないよ直。
「ゆっくりと挿れるから痛かったら言えよ」
「心輝。好き」
「俺も好きだよ直」
ローションボトルを手に取ると直の蕾に痛くない様に多めに垂らして俺自身にもローションをつけた。
ゆっくりと直の蕾に俺自身を擦り付けながら直の中に沈めていくが直の締まりが良くて俺は一瞬でイキそうになってしまった。
「う・・・ふっ・・・」
「直、大丈夫か?もう少しで全部入るから我慢出来るか?」
「ふぅん・・・はぁっ・・・心輝の大っきい」
痛くはないみたいだがやっぱり慣れてないと異物感が凄いよな。
直はシーツをギュッと握りしめて何か耐えてる様に見えてやっぱり止めようかと思ってしまう。
「奥まで入ったけど動いても平気か?」
直は少しだけ苦しそうに笑うとコクリと頷いた。
俺は直を抱きしめると直は俺の首にしがみ付いて自分から少しだけ腰を動かし始めた。
きっと大丈夫だよって知らせてるんだろうなと思うと堪らなくなった。
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