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第2話 僕は心配

僕の心配は当たってしまった。 雑誌とか見た学校の生徒が心翔を見に休み時間になると教室に集まってきていた。 「優月君。心輝も身動きとれないかもってメール来たの僕心配だよ」 それは昼休みの事だった。 「直、お昼いつも楽しみにしてるからな大丈夫?」 「心輝に会いたい」 お昼に食べようと思っていたのか紙袋を握りしめて泣きそうな顔をしている直。 「どけよ入れないだろがお前ら迷惑だからどっかに行けよ」 「龍、言い方キツイよ」 「はぁっ?迷惑なんだよそう言って何が悪いんだよ冬空」 昼休み屋上でお昼ご飯を食べるのはそろそろ寒いから僕らの教室でご飯を食べている。 教室の外に居た人達はウサちゃんの一言でどこかにいってしまった。 「あっ、心輝」 「直、待たせたな」 ウサちゃんと冬空君が心輝を2年の教室まで迎えに行ってくれたみたいで無事に僕達の教室に来れた。 ウサちゃんが居るから近寄りにくいと思う。 直も嬉しそうだから良かった。 けどやっぱり雑誌の反響が凄くて桃お姉様が学校には許可取ってくれていたけどやっぱり騒ぎになると問題だよね。

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