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第5話 好きな人
「まさ・・・・ズルい」
「何がズルいんですか?」
「優しくなんかするなよ」
僕を優しく抱いてくれたのは心翔と心輝だけだ。
「優月の違う泣き顔が見れました」
目から涙が自然と溢れて零れ落ちている。
正臣が頬に優しくキスをしてくる。
「正臣・・・どうして優しくするの?」
「優月君は乱暴にされたいんですか?」
「いつもそうされて来たんだ。ナイフで切られたりとか色々と好きな相手以外には優しく抱かれた事が無いんだ」
「優月は心翔君の事で僕を嫌ってますからね。優月が嫌がる事をしたくなりました」
そう言うと正臣は優しく触れるだけのキスを何度も頬にしてくる。
「やぁ・・・正臣」
「頬のキスだけで優月の先から蜜が溢れてる」
正臣は俺の下着を脱がせると指の腹で俺自身の先をクリクリと触ってくる。
「あっ・・・」
「胸も感じるんですか?」
「ううんっ・・・あっ・・両方は・・・ダメ・・・・・・」
正臣は俺自身を握るとゆっくりと扱き出し胸の突起物に舌を這わせたり甘噛みをしてきた。
甘噛みをされる度に俺の体はビクッと反応してしまう。
「凄いですね。蜜だけでローション付けてるみたいになってますよ」
「あっ・・・」
正臣は胸の突起物から唇を離すと俺自身の蜜が出てる先に優しくキスをして舌で裏筋を舐めてくる。
「だっ・・・あっ・・・そんな・・・・」
「良さそうですね優月」
正臣がニヤリと笑ったと思ったら俺自身を喉の奥まで咥え込み上下に激しく頭を動かした。
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