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第6話 好きな人
「だっ・・・はぁっ・・・あああっ・・・・・ひあっ・・・」
正臣は俺自身を咥えながらローションを指に付けて蕾の周りをゆっくりと撫でながら中に挿れてくる。
中に指が根元まで入ると俺の感じる場所を探していて中で指が動いているのがわかった。
「ううん・・・あああっ!!!・・・・・」
正臣は俺の感じる場所をゴリッと力強く触れた。
強い刺激に俺は耐えれなくなり咥えられているのも忘れて欲を吐き出してしまった。
正臣は俺自身から口を離すと口の横からは俺の欲が少しだけ垂れていて指で拭うとニヤリと笑って唇を重ねてきた。
舌を絡め何度も角度を変えて口の中には俺の欲は無かったが苦い味がした。
「ごめっ・・・ううん・・・・」
角度を変える時に欲を口の中に出した事を謝ろうとすると直ぐに口を唇で塞がれてしまう。
お互いの舌を絡めるピチャピチャという音だけが部屋に響き渡る。
「ふうっ・・・ううっ・・・・・・・」
正臣はローションを足して指3本を俺の蕾の中に挿れてきた。
シャワーの時に自分で解してはいたが少しキツかったがゆっくりと動く指が俺の感じる場所を擦る度に快楽に身を任せた。
そして指が抜かれて正臣自身が俺の中にゆっくりと入ってくる。
正臣は唇を離すと俺を見つめてきた。
俺は錯覚を起こしてしまった。
「ま・・・まな・・・・・心翔」
「優月?」
俺を呼ぶ声が違う事に気づいて我に返った。
「ごめっ・・・・ちがっ・・・・・・」
どうしよう。
正臣にばれてしまったかも知れない。
バレた・・・・・・・。
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