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第28話 初詣

宮崎は、僕の中に無理やり宮崎自身をねじ込むとナイフを右の首に当てながら腰を動かしてくる。 少しでも僕が首を動かせば宮崎がナイフを皮膚に当ててくる。 怖くて気持ち悪くて早く終わる事を願いながら僕は目をギュッと固くつぶった。 心は宮崎を拒んでいる。 「目を閉じて感じてないフリか?ゆづのココは素直に感じてるぞ!」 僕自身はこんな事をされても感じていた。 宮崎は僕自身の先を握ると激しく動かし始める。 与えられる快楽に身体を仰け反らそうとすると宮崎にナイフを首に当てられて動けなくされる。 おかしくなりそうだった。 「素直に感じろよ。ナイフをはずしてやるけど?」 素直に・・・。 こんな事をされて感じている僕はおかしいのかな? 僕の心が壊れていく音がして来る。 中も激しく奥を突かれ僕自身も激しく擦られていて何も考えられなくなってくる。 けれど・・・素直になんてなれない。

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