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第9話 初詣 Side心翔

優ちゃんと額を合わせると恥ずかしそうにしている。 「優ちゃん。今日は何もしないって言ったよな?」 「へっ?あっと・・・うん」 「優ちゃんはどうして反応してるの?」 ズボンの上から膨らんでるそれを指で突いてニヤリと笑うと慌てて俺の手を掴んで止めた。 「したいの?今日は色々あったから俺なりに我慢してるんだけど優ちゃん」 「違う・・・これは・・・パンダの縫いぐるみに心翔の匂いがしてその匂いで落ち着いて・・・・そしたら・・・こんなになってた」 「匂いで?」 「あっ・・・・・・」 耳まで真っ赤にして掴んでいた手を放すと自分の顔を覆って下を向いてしまった。 ダメだ俺の理性が飛んでいく優ちゃん。 「お仕置きだから俺はしないよ。見てるから優ちゃんが1人でしてよ」 覆っていた手をのけて目を見開き俺の顔を見てくる。 「1人でしてよ優ちゃん」 もう一度そう優ちゃんに言うと思いっきり首を横に振った。 「ムリムリムリムリ」 「無理じゃないからやって見せてよ」 俺って凄くSだなと今改めて思った。 悪夢でうなされていた優ちゃんに1人エッチしろとか普通ならあり得なよな? 俺ってヤバイ奴なんだろうか?

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